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近年の新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、
これまでの価値観を大きく変えました。

サステナビリティ（持続可能性）は、
今や企業成長に欠かせないキーワードとなっており、
短期的利益だけを追い求める企業は今後淘汰されていくでしょう。

「環境・社会・ガバナンス」という三つの観点において持続可能な状態を将来にわたって実現する経営が、
マーケットでの競争優位性を左右するようになってきています。

本書では、サステナビリティと企業経営、食品産業行政について述べるとともに、
事例として食品業界でＳＤＧｓやＥＳＧに貢献する先進的な取り組み食品企業を紹介しています。

食品産業に携わり、サステナビリティの取り組みを進めている、
あるいは、これから取り組もうとされている方々、
そしてこれから食品産業に携わろうとしている学生の皆さんにとって、
本書が明日への課題を読み解く一助になることと期待されます。

先駆的な食品企業の取組みを紹介
アサヒグループホールディングス㈱
味の素㈱
イオン㈱
カゴメ㈱
キッコーマン㈱
キユーピー㈱
キリンホールディングス㈱
相模屋食料㈱
サントリーホールディングス㈱
日清食品ホールディングス㈱
㈱日清製粉グループ本社
日本コカ・コーラ㈱
ハウス食品グループ本社㈱
マルハニチロ㈱
明治ホールディングス㈱
森永乳業㈱
㈱ヤクルト本社
㈱ライフコーポレーション
（五十音順）